このたび私たちは、「J-NEC2025(Japan CBN Edible Cross-Sectional Survey 2025)」と題する調査研究を実施いたします。以下の説明をご確認いただき、ご同意のうえで参加登録をお願いいたします。
【研究目的】
本研究は、日本国内で流通しているCBN含有食品について、実際の使用者からのアンケート調査を通じて安全性および使用実態を明らかにし、将来的な業界ガイドラインや社会的理解の醸成につなげることを目的としています。本研究は令和7年度厚生労働指定研究(カンナビノイドの実態把握に資する研究, 25KC2006, Research Aimed at Elucidating the Real-World Status of Cannabinoids)の一環として実施されます。
【企業のご協力内容】
・研究チームが作成したGoogleフォーム(QRコード)を印刷物として提供しますので、調査期間中のCBN食品1購入ごとに1枚ずつ添付し配布をお願いします(配布期間:30日間)
・配布期間が終わったら配布した枚数を報告してください。(回答率の計算に使用します)
【データの利用と公開】
・回収されたデータは匿名化されたうえで集計・解析され、学術論文として公表されます
・回答データは統計的に処理され、個別の企業や製品が特定される形で公表されることはありません
・回答者から得られたデータは匿名化した上で、自社の製品分についてのみそれぞれフィードバックします
・参加企業名は論文の謝辞欄に掲載いたします(希望企業のみ)
【参加条件と費用・報酬について】
・調査の対象となるCBN食品とは、①経口摂取を想定して製造販売され、②カンナビノイドのうちCBNを主成分とし、③THCなどの違法成分ならびに新規合成カンナビノイドを含有しない製品と定義します。
・調査参加に際しては、貴社が販売するCBN食品について、製品情報と最終製品のCOA(成分分析証明書)をご提供いただきます。(CBN以外の成分による影響を除外するため)
【倫理的配慮】
本研究は臨床カンナビノイド学会の倫理委員会の審査・承認を得た上で実施されます。研究データは厳重に管理され、個人情報や企業情報が外部に漏洩することはありません。
【お問い合わせ先】
本調査に関するご質問・ご不明点は以下までお問い合わせください。
J-NEC2025 研究チーム代表(正高佑志)
Email: y-masataka@greenzonejapan.com
研究参加申し込みは以下のリンクからお願いします。
https://forms.gle/ZdBeFLsFnMS4pLbc7
執筆者: 正高佑志 Yuji Masataka(医師) 経歴: 2012年医師免許取得。2017-2019年熊本大学脳神経内科学教室所属。2025年聖マリアンナ医科大学・臨床登録医。 研究分野:臨床カンナビノイド医学 活動: 2017年に一般社団法人Green Zone Japanを設立し代表理事に就任。独自の研究と啓発活動を継続している。令和6年度厚生労働特別研究班(カンナビノイド医薬品と製品の薬事監視)分担研究者。 書籍: お医者さんがする大麻とCBDの話(彩図社)、CBDの教科書(ビオマガジン) 所属学会: 日本内科学会、日本臨床カンナビノイド学会(副理事長)、日本てんかん学会(評議員)、日本アルコールアディクション医学会(評議員) 更新日:2025年8月12日
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