医療大麻やCBDの用途の上位に頻繁にランクインするのが物質使用障害です。物質使用障害とは薬物依存症よりも幅広い概念であり、薬物の使用により問題が生じているにもかかわらず使用を継続する行動パターンを指します。(そもそも、薬 […]
医療大麻やCBDの用途の上位に頻繁にランクインするのが物質使用障害です。物質使用障害とは薬物依存症よりも幅広い概念であり、薬物の使用により問題が生じているにもかかわらず使用を継続する行動パターンを指します。(そもそも、薬 […]
2024年時点で、世界のおよそ50の国で医療大麻は使用可能ですが、その制度は国毎に様々です。筆者は以前よりイギリスの医療大麻制度について関心を抱いています。なぜならイギリスには日本と似たNHSによる国民皆保険制度が存在し […]
医療大麻の効果が期待されている病気の一つに線維筋痛症があります。 線維筋痛症とは原因不明の全身の痛みの病気です。全身の痛みは天候やストレスなどの影響を受け、不眠やうつ病などを併発する難病です。線維筋痛症は、寒暖差やストレ […]
自閉症スペクトラム症(ASD)は発達障害の一種で、こだわりが強く、人付き合いが苦手で、空気を読んで周囲に合わせることが苦手、という特徴があります。小さな頃からコミュニケーションが取りづらく育てにくいということで、診断がつ […]
各地で合法化が進むことで、大麻は女性にとっても身近なものとなりつつあります。THCやCBDは胎盤を通過し、胎児の血中へ移行します。つまり母体が大麻を喫煙するということは発生初期に胎児が大麻成分を摂取することに他なりません […]
“薬物依存“という言葉は、一般的に大麻や覚せい剤などの違法薬物の使用を惹起しますが、実際に臨床現場でよく見かけるのはコデインなどの咳止め薬、そして病院で処方されるベンゾジアゼピン系の睡眠薬・抗不安薬です。 “デパス“、“ […]
依然として感染者を出し続けているCOVID-19。ワクチンに関しては4月以降は原則有料となる方針が打ち出されています。 大麻やCBDが新型コロナへの感染率を低下させ、罹患時の重症度を軽減させる可能性があることを我々はこれ […]
厚生労働省の平成29年の患者調査によると、高血圧で病院に通っている患者さんの数は国内で 1,000万人弱、日本高血圧学会によれば、未治療患者を含めると4,300万人の方が高血圧であるとされています。これは日本の全人口の約 […]
てんかんに次いで、CBDの研究が進んでいる疾患はおそらく統合失調症です。大麻(THC)に関しては、統合失調症の発症トリガーになる可能性が危惧されているため、家族歴などのリスクがある方は使用しない方がよいと考えられています […]
これまでの研究により、大麻草は糖尿病の予防、血糖コントロールの改善、合併症の緩和など、様々な観点から糖尿病患者の健康維持に貢献し得ることが示されています。 一方でCBDについては2016年に報告された最初のパイロット試験 […]
耳鳴りは、実際には音がしていないのにもかかわらず何かが聞こえるように感じる現象です。一般的な症状であり、全人口の10%〜15%が慢性的な耳鳴りに悩んでいると考えられています。命に関わることはないのですが、不眠や集中力の低 […]
“大麻を吸うとぐっすり眠れる”というのは、多くのユーザーが共通して述べる感想であり、大麻使用者の間では半ば常識とも言える信念です。しかし、大麻が睡眠にどのような影響を及ぼすのかについては科学的な研 […]