サポーター紹介 01:TrueImports

2026.03.06 | GZJ | by greenzonejapan
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サポーター紹介 01:TrueImports
2026.03.06 | GZJ | by greenzonejapan

2026年より、Green Zone Japan のサポーターとしてご支援くださっている企業をご紹介します。第1回目は、アメリカのシアトルに拠点を置く TrueImports 社です。

Q: あなたとあなたの会社について自己紹介をお願いします。

TrueImports の創業者、メアリー・ブラウンと申します。当社は、規制の厳しい日本市場に海外のカンナビノイド企業が参入・運営できるよう支援するコンサルティング会社、Coast To Coast Consulting LLC と日本の登録法人 CCC International GK の戦略部門として、法遵守の認証と製品輸入のためのインフラを提供しています。

Q: 市場参入のコンサルタントである Coast To Coast Consulting が TrueImports という別の会社を設立したのはなぜですか?

私は過去20年間、主に病気の治療に大麻を取り入れている患者や医師と直接向き合い、彼らをサポートする仕事をしてきました。重篤な患者と関わる中で、製品を実際に使用した人々の実体験を共有しながら、メーカーやブランドに対して、製品開発や製剤のサポート、教育を行うことへの意欲がさらに高まりました。利益だけでなく本当に顧客のことを考えているメーカーに出会えたことはとても嬉しいことでした。

ところが海外の企業は、こと日本市場になると、輸入の困難さから参入を諦めてしまうことが多いことがわかりました。その一方で、(意図的かどうかにかかわらず)禁止されたカンナビノイドを輸出しようとする企業もあり、ユーザーや業界全体に大きなリスクをもたらしていました。日本の厳格な規制と煩雑な輸入プロセスを避けるために、バックパックに非合法製品を隠してグアム経由で日本に持ち込もうとするケースさえあることも知りました。そんなことから、すべての関係者にとって役に立つ輸入の道筋を作る必要がある、と心から感じたのです。

日本は世界でも最も厳格なカンナビノイド輸入・安全基準を定めています。TrueImports は、国際取引の障壁となる信頼性とコンプライアンスの問題を解決するための品質管理システムです。あてずっぽうなやり方や「基準をクリアしている」という漠然とした主張に頼るのではなく、以下を目的として設立されました:

● 日本の合法市場向けに真に高品質な製品を作りたいメーカーを見つけること
● 日本政府の要求に応える製品トレーサビリティとコンプライアンス検証の標準化
● 日本の規制当局が妥当と認める認証を提供し、税関通過を確実化
● 国際輸出に伴う規制の不透明感、金銭的リスク、文化的障壁の排除

当社の使命は市場参入にとどまらず、書類の作成・製品の品質管理・法的整合性に関する業界全体の水準を高めることで、カンナビノイドに対する世界的な信頼を回復することにあります。

TrueImportsは、サプライチェーン、製造工程、コンプライアンス問題、そして何よりも重要な、消費者の手に届くべきもの――高品質な原材料――を深く理解しています。日本市場にフォーカスしたのは、私たち自身の個人的な歴史と、深く大切にしている人とのつながりがあるからです。さまざまな顔を持つ複雑なこの業界に新たに足を踏み入れる消費者を守ることを目指しています。

Q: TrueImports は実際にはどのように使い、どのように機能するのですか?

一言で言えば TrueImports は、海外のカンナビノイドサプライヤーと、規制が厳格な日本市場を結ぶ、信頼できる架け橋として、カンナビノイド製品(特に CBD およびヘンプ由来商品)が完全な法規制遵守のもとで日本に輸入・販売できるよう設計されたエンドツーエンドのソリューションです。具体的に説明しますと、

▶ 工場視察

まず、TrueImports のチームメンバーが製品の製造工場に出向き、製造工程を視察し、経営陣の日本市場参入の意思を確認します

▶ 検証

日本市場に投入を希望する製品の COA を検証し、その結果を我々が開発した QMS システム(電子品質管理システム)に登録します。この QMS システムは、C15 Solutions 社および Veeya QualityOne 社と共同で開発したもので、世界の製薬企業・消費財製造企業の 70%以上が使用している QMS を基盤としています。Veeva QualityOne 社の顧客には、Pfizer、Bayer、Merck、GSK、Nestle、P&G などが含まれます。C15 Solutions 社がこれを大麻業界用に特化させたものが TrueImports の QMS です。

▶ オンラインでの書類管理

製品の製造企業、輸入業者、政府規制当局、製品購入企業にはシステムへのアクセス権が与えられ、製造から輸入・販売に至るまでのすべての工程とその間のコミュニケーションが完全に可視化されます。


▶ 輸入

日本への輸入のすべての準備が整うと、マクロトランスポンダー・タグが製品に埋め込まれ、各バッチごとに固有のデジタルアイデンティティを生成します。これにより、トレーサビリティと製品品質の認証が確保され、製造工場から日本にある我々の倉庫まで、データを基にしたサプライチェーンが構築されます。

Q: TrueImports の恩恵を受けるのは誰ですか?またその方法は?

まず何より、患者であれ一般消費者であれ、エンドユーザーを保護することが私たちの最大の目的です。そしてそのためには、次のような人びとを支援する必要があります:

a. 海外のカンナビノイドサプライヤー・ブランド:  TrueImportsのシステムを使うサプライヤーは、製品が日本の法規制を遵守しているかどうかの検証、輸入手続き、日本国内での保管と物流、バイヤーへの紹介を含む、きちんとした日本への参入経路を得られ、法規制に抵触するリスクを大幅に低減できます。

b. 日本の輸入業者・小売業者: 日本の業者は、製品が規制当局によって事前に検証され日本の法に準拠していることがわかるため、安心して購入でき、製品の市場投入までにかかる時間の短縮と法的なリスクの低減が図れます。

c. 規制・政策関係者: 日本の規制当局は、透明性の高いコンプライアンスフレームワークと追跡可能なサプライチェーンデータにより、安全基準を維持しながら監督体制を強化できます。

まとめれば、TrueImports は、海外企業の日本市場参入の障壁を下げ、投資リスクを低減し、日本の消費者が法に準拠した製品を手に入れやすくするものです。

Q: 日本の CBD企業が TrueImports を通した輸入をしたい場合はどうすればいいですか?

TrueImports チームにご連絡いただき、ご相談ください。私たちは世界トップクラスのメーカーと連携し、100%日本基準に適合した製品の調達・検証・納品をサポートします。お問い合わせは info@trueimports.io までお願いします。

文責:三木直子(国際基督教大学教養学部語学科卒。翻訳家。2011年に『マリファナはなぜ非合法なのか?』の翻訳を手がけて以来医療大麻に関する啓蒙活動を始め、海外の医療大麻に関する取材と情報発信を続けている。GREEN ZONE JAPAN 共同創設者、プログラム・ディレクター。)

 

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